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梅雨の空気は湿気を帯びて湿っぽくなりますが、
同じようにして、人の身体を巡る気も湿っぽくなります。
湿っぽくなると粘調も強くなり、気の流れは
ゆっくりしたもの(悪く言えばぱっとしないもの)になります。
晴耕雨読 という言葉にあるように、
身体は晴天では活発になり、雨天だと緩慢になります。

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また、湿っぽくなった衣服は肌に張り付き、重く感じますが、
同じようにして、湿っぽくなった気は「内臓」に張り付きます。
漢方では、肝ならば肝気、肺なら肺気というように、
内臓は自らの 気を発する ことで、その機能を発揮すると考えます。
(さまざまな機能の乱れを、それを司る五臓の気の乱れと結び付けるのも漢方の特徴です)
ですが湿った薪がなかなか燃えないように、その気が湿っぽくなると、
内臓から発せられるときにもたついてしまいます。
そうして身体のさまざまな機能が 緩慢 になるのが、湿っぽい時期の特徴です。

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そんな湿気による影響が強く現れるのが お腹(脾) です。
たくさんの湿気は、働きを緩慢にするだけではなく、
ときにお腹を傷つけてしまいます。
また、他の臓器(肝・心・肺・腎)にもたらされる気は、
お腹の働きによって作られますが、傷つき弱ったお腹では、
十分な気が供給されません。
そしてまた、湿っぽい脾で練られる気も、やはり湿っぽくなります。

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大気は湿っぽくとも、お腹には晴天を。
雨天の陰気(湿っぽさ)に対して、晴天は陽気をたくさん含んでいます。
そして、お腹の陽気を養うには、気を補って陽気を高める薬用人参が適しています。
梅雨の身体は、どうしても陰気に傾きがち。
けれど、あまりに陰気に偏ってしまうと、返って陰気は傷つきます。
陰陽のバランスを図るという点でも、陽気を補うことは理に適っています。


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