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夜更かしできるのは、夜の明るさによるところが大きい。
けれど不自然な明暗だと、それだけ身体も乱れやすくなる。

中国漢方には、 肝は目に竅を開く という言葉があり、
五臓の肝の失調は、目の不調を伴う事を言及しています。
肝は血を蓄え、血流をコントロールする働きがあるのに対して、
目はたくさんの血流が通う部分です。
ですから2つの間には血が出て行く「元」と、その血が入る「先」という繋がりがあります。
そういう関係にあるから片方の働きが乱れると、もう片方も乱れてしまう。
目には沢山の血液が通っていますから、近くのものを集中して見たり、
強い刺激を受け続けると充血を招きます。
そうして目の充血に用いる方剤が、イライラやほてり、不眠といった
神経症状にも用いられるのも、目と肝の関係を示唆しています。

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目はものを見る器官でもあり、刺激を受け取る感覚器官でもあります。
その刺激は、パソコンや携帯電話の普及を通じて
性質(たち)が悪いものになっています。
夜半に明るい画面を見ることは睡眠の妨げを招く・・・、よく耳にする話だと思います。
その部分は適切にコントロールしていかなければなりません。
けれど悪い刺激があるなら、良い刺激もあるのではないでしょうか?
つまりは目を通して肝の働きを促したり、整えたりする刺激です。

木の性質をもつ肝は、伸び伸びとすることを好みます。
街でよく見かける光景、小さなスマホ画面を見るのは、
逆行していませんかね?仕事ならともかく・・・。

漢方は陰陽という言葉を通じて、物事の調和の大切さを説いている訳ですから。
 近く・遠くを見る時間を半等分 とするのは基本だと思います。


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