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のどを使い過ぎたせいか、声が嗄(か)れる。
ハスキー声になる。声を出しにくい。

のど(声帯)を使って声を出す事は、身体を使って(=運動して)汗を出す事に似ています。
体が発熱して発汗を促すように、のどは振動(≒発熱)して発声を促します。

肌に強い熱を当てると、日焼けや火傷を起こすように
のどは声の出し過ぎ(≒強い熱)を当てると、炎症(≒火傷)を起こします。
大声や飲酒で声を嗄らせるのも、同様の状態です。
そして皮膚の火傷は、時に水ぶくれを伴いますが、
のどではそれが結節やポリープに相当します。
一方で、声の仕事をする人はボイス・トレーニングを必ず行います。
声を鍛えるというのは、まさしくスポーツマンが汗を出して身体を鍛えるのと同じです。
そして健全なスポーツマンの肌が締まっているように、健全なのどもまた締まりや弾力が強い

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声の出が悪いとか、声が嗄れやすいというのは、
のどの締まりの悪さ(弛緩や浮腫を伴う状態)を反映しています。

しわがれ声に服んでおきたい漢方薬は即ち、
①のどの使い過ぎによる炎症(火傷)を防ぐ漢方薬
②のどに適度な締まりを与える漢方薬を意味します。
ちなみに、しわがれ声の漢方名薬といえば響声破笛丸がありますが、
この漢方薬は①と②を兼ねたバランスの良い方剤です。

しわがれ声に用いる漢方薬はこれ以外にも、
使い過ぎによる腫れを鎮める駆風解毒湯や竹葉石膏湯
のどに潤いを与えて発声を助ける麦門冬湯や養陰清肺湯、
あるいは、体表の締まりを整える玉塀風散、
のどの過緊張を解く半夏厚朴湯などに、一服の価値があります。


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