中医学ではすべての物事を陰陽に分けて考えます。
陰と陽にはそれぞれ役割があり、そのどちらが欠けてもバランスを失った状態になってしまうと考えるのです。
例えば「地」は陰、「天」は陽、「女性」は陰、「男性」は陽というように、陰と陽はどちらが欠けてもこの世の万物は成り立たないのです。食べ物も「野菜」は陰、「肉・魚」は陽に分けられますから、やはりバランスが大事になります。
そして女性の体内にも陰と陽が存在します。
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が陰で「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が陽と言えます。この陰陽のバランスが均等に保たれていることで月経周期が保たれているわけです。では、この体内の陰陽のバランスが崩れると、どのような不調を引き起こすのでしょうか。
次回お話しします。