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健康トピックス

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こんにちは。

今回は、採卵においての疑問についてです。

結論から言ってしまうと、体外受精の採卵で卵を何個採取しても残りの卵が減るということはないです。

理由は、もともと消えてなくなる予定だった閉鎖卵を有効活用しているからです。

閉鎖卵とは・・・排卵までたどりつかない脱落卵のことを言います。

卵は卵巣の中でずっと眠って指令が来るまで待っています。
排卵準備をするよう指令がくると今まで眠っていた卵が準備を始めます。
その数は平均1000個~2000個と言われています。
準備を始めた卵は、排卵までどれくらいかかるかというと150日~500日位と言われています。
その間、1000~2000個あった卵が1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と過ぎていくうちにどんどん減っていき、半年後には3~20個までに絞られます。
最終的に排卵できるのは、自然周期で1つのみです。
よって、女性の産まれ持った卵のほとんどはこのように最終的に排卵までの間に消えてしまいます。

最初1000個~2000個が排卵の準備を開始しますが、約11カ月経過した頃には、残っている卵は 31歳未満なら15個~18個前後35歳未満なら10個前後39歳未満なら5個前後42歳未満なら3個前後まで減っています。
体外受精の排卵誘発はこの時期の卵に FSHを与えて閉鎖卵にさせず排卵まで促すものなので、必要以上の数は採取できないということになります。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。