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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは。

今回は、受精卵が子宮内膜に着床しやすくする方法の一つを紹介したいと思います。

PRP療法についてのご紹介です。

PRP療法とは、再生療法の一環で、体への負担も少なく安全性の高い治療法の一つです。

患者様ご自身の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療であり、血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、注射する方法です。

血小板には自然治癒力を促進する成長因子やサイトカインなどの分子が多く含まれていて、組織の修復を促進させます。

これによって子宮内膜の細胞が活性化され受精卵が着床しやすくなるという考えです。

スポーツ医学では肘や膝、靭帯損傷・骨折などの治癒を高める目的で行われ
例えば、今話題のエンゼルスの大谷翔平選手が、右肘の靱帯損傷でPRP療法を行なったことでも知られています。


治療の流れは、
血液を採取→調整したPRPを子宮膣内に注入(月経周期の12日前後に2回注入)
→子宮内膜の厚さをエコーでチェックする
その後、胚移植の予定になります。

対象は、
病院によって若干条件が異なるようですが、
・不妊治療中で凍結融解胚移植を予定している方
・子宮内膜が治療によってもなかなか厚くならない方
・反復して胚移植に失敗されている方
が主です。
また、
・着床前診断で「染色体が正常な胚」が得られ、少しでも良い子宮内環境に胚移植を行いたい方
も対象とする病院もあります。


女性のための健康生活マガジン「Jineko.net」 2021 Summerには、
上記の方法を使った43歳の女性がご妊娠をされた記事が掲載されています。
・ご主人の精子の状況問題なし。
・奥様はAMHが低く妊娠しづらい状況。1回目の体外受精で移植するも妊娠せず。←着床前診断はせず。
・2~3回目の採卵による体外受精・顕微授精では着床前診断の結果、染色体異常により移植できず。
・4回目の採卵で染色体が異常なしの卵を使って、PRP療法を用いてその後胚移植で妊娠。


以上、
最後までご一読ありがとうございました。