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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは。

今回は、良好な胚を移植するが、着床しない要因を考えたいと思います。

一般的に胚はガードナー分類という評価法で胚の状態を表します。

例えば4ABというような胚があります。
1(初期)~6(着床寸前)の状態。
左のAは内細胞塊 右のBは栄養外胚葉のグレードを表します。
一般的に3BB以上が良好胚と言われています。
ただ、
グレードはあくまでも見た目で判断するものなので、
グレードのよい順に妊娠するのではなく、選定するための目安として考えていただけたらと思います。

現在はPGT-Aという方法で胚盤胞の染色体の数の異常を調査することができるので、
グレードが良くても染色体数異常の場合もあるので参考の一つにしてもらいたいです。

受精卵の染色体異常が低いと予想される形のよい胚であっても妊娠継続率は70%前後という報告があり100%成功するとは限りません。
その他には、子宮内膜の着床期間や子宮内膜の細菌叢が最適な状態であるか、免疫的な問題も着床しない要因になるので、
もし、なかなか着床しない状況であるようなら、
子宮内環境の検査(ERA、EMMA、ALICE検査)
免疫学的な要因の検査(Th1/Th2の検査:異常が認められた場合、子宮内膜側の拒絶反応を抑える薬である
「タクロリムス」を服用することによって、着床・妊娠の促進ができる。)

着床前スクリーニングができる施設で採卵を考える

を検討してみるのもよいかと思います。

以上です。