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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは。

今回は、妊娠の前後に不足しがちな栄養素を補っていくことで妊娠に向けた健康な身体を作ることを趣旨に
何回かに分けて話したいと思います。

まず、取りあげる栄養素は、
オメガ3脂肪酸 (αリノレン酸、DHA、EPA)と、ビタミンDについてです。

オメガ3脂肪酸 (αリノレン酸、DHA、EPA)は体内で合成できず外から摂取することが必要な必須脂肪酸のうちの一つです。
不足すると皮膚炎などを発症します。
生活習慣病予防、血流改善、精子運動率と質の向上に関与するといわれています。
海外において、ART(生殖補助医療:体外受精など)を受けている女性の血清オメガ3脂肪酸と治療結果を検証した研究では、血清中のオメガ3脂肪酸濃度が高いほど、妊娠および出産の可能性が高くなったという報告もあります。

これらは、イワシやサバなどの青魚や、くるみ、アマニ、エゴマなどに多く含まれています。

〇1日の摂取目安量 1.6gと規定されています。



ビタミンDはあらゆる臓器にも関与しますが、卵巣・子宮内膜・卵管上皮・胎盤等、女性の生殖機能に関わる多くの臓器でも認められます。
生殖ホルモン分泌にも関与しており、卵胞ホルモンや黄体ホルモンといった、卵巣機能の中心をなし、妊娠にも重要な役割を果たしています。
卵巣では、卵胞を構成する主細胞の一つである顆粒膜細胞で、排卵に向かっての増殖や分化を促すと考えられています。
不妊治療領域では、ビタミンDが子宮内膜の環境を整える着床に必要な栄養素として、大変注目されています。
ビタミンDの不足が解消されると体外受精の成績が有意に改善することが報告されております。


〇ビタミンDは魚類 やきのこ類に多く含まれています。

〇1日の摂取目安量 8.5μg
ビタミンDの至適濃度(20~50 ng/mL)を維持するための1日推奨摂取量は600~800 IU(15~20 μg)ですが、妊娠中および授乳中は1500~2000 IU(37.5~50 μg)必要とされています。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」


以上です。
参考になさってください。