①卵子の異常
②子宮内膜機能不全
③子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症
④卵管因子(水腫)
⑤免疫異常、ホルモン異常
⑥精子の異常
が考えられています。
今回は、精子の異常について触れていきます。
⑥精子の異常
精子のDNA損傷が受精や胚発生に悪影響を与え、妊娠に結びつかなくなることが考えられています。
この場合、ハロースパームテストを実施。この検査は精子を染色し、精子頭部の染まり方によってDNA損傷の有無を確認します。
原因は、酸化ストレスにより引き起こされていると考えられています。
治療は、抗酸化作用のあるビタミンEやC、CoQ10の投与が考えられています。
また、精索静脈瘤など手術を行います。
漢方では、八味地黄丸や補中益気湯など、生薬では、クマザサや枸杞子などはその作用があるとされています。
のでそれらを検討し、体質を考慮して漢方を組み立てます。