昨年末最後の日の閉店間際に60代男性が来店されました。
五十肩で左の肩が痛む、とくに夜痛みが増すそうです。
木工業を営まれ、お仕事柄肩を使うのでお困りです。
昨年夏ごろから痛み始めたが、冷えてきたら痛みが強くなった、
鎮痛剤のロキソニンを飲むと胃をやられて困っている、とのことです。
血流を測り舌を診て、お体に合わせた漢方薬をお出しし、鍼を施しました。。
年が明けてから来店された時には、幾分痛みが改善していて、
漢方薬の効き目を実感されたそうです。
実は、当店へいらっしゃる前にしばらく鍼にも通い、
漢方薬もあれこれ試しても改善してこなかったそうで、
短期間での改善に驚かれていました。
お正月でゆっくりしたこともよかったのでしょう。
それから2週間後には肩の痛みもさらに緩和され、体調も良くなられたようです。
改めて舌を診てみますと第一回目の時よりは改善していますが、
血の巡りや水分の代謝はまだまだです。
症状がとれると治ったと思いがちですが、長く使ってきたカラダ、
根本からよくしてゆくのには時間がかかります。
じっくり治してゆくようにお伝えしました。
それでも、この位症状が改善すればお仕事もできますし、
鎮痛剤が必要なくなるので胃のためにも良かったですね。
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更新日: 2014/01/27 |