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お盆明け。そしていずれ訪れる夏休み明け。

休み前は楽しみだけど、休み明けはしんどい。
・・・という経験はよくあることではないでしょうか。

例えば、夏休みの間、夜が過ごしやすいからとして
夜更かしの生活を続けると、本人も気がつかないうちに、
心身は夜型にシフトしてしまいます。
ただ、人間は本来、夜行性の生き物ではありませんから、
実際は誤魔化しながらの状態になります。
それが休み明けには元の昼型に戻るわけですが、
当然、そこには夜型と昼型のズレがあります。
このようにして休み明けの不調の一つには、
からだに刻まれたリズム(体内時計)と実生活のリズムのズレ
引き起こされるものが考えられます。

また、普段忙しい環境に身を置く方が、
休み中、時がゆっくり流れる雰囲気や環境に慣れると、
リフレッシュはできるものの、ときが経つほどに、
元通りの生活に戻るときにも「ズレ」が生じやすくなります。

人間、自分の好きなことをするとき、心も弾むものです。
休み前や休暇中も同様で、気がそちらに向きやすい。
言い方を変えると、気が乗りやすい。
逆に、自分の嫌いなことをするときは、気持ちがついていかないものです。
休み明けも然り、気がそちらを向きにくい。すなわち、気が乗らない。

気の乗らないことをやるのが大人・・・かもしれませんが、
その一方で気が乗らないと、身も入らないということもあります。
そして、人間のからだは、24時間いつでも気が乗るようにはできていません。
お天道様の日の出、日の入と同じくように、気にも出があれば入があります。
気が乗るというのは当然、「出ているとき」の方が適いやすい。

今の時代、その気にさせる刺激には事欠きません。
最初に述べた休みや休暇も、その間に
いつもとは違う過ごし方をすると考えれば、一つの刺激とみなすこともできます。
そして刺激は誤った用い方をすれば、リズムを乱します。
気の出と入のリズムを整える良薬となるか。それとも乱す劇薬となるか。
私達はこの点を肝に銘じておく必要があるでしょう。


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