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冬の寒さに備え、秋は保温力を高めましょう。
子供時分に励んだ乾布摩擦もその一環です。

寒いときは温める。というのは寒い時期の基本ですが、
ただ温めるだけでは、温もりは余所に発散してしまい、
その場に留めることが難しくなります。
からだの内側で得た熱を逃がさないようにする。
温めるときには、その温かさを保つ工夫が必要になります。
運動をしてからだが火照った後に羽織物をして、
からだを冷やさないようにするのもその一環です。

漢方では体温を作り出したり、それを維持したりすることは
総じての働きによるものと考えます。
簡単に言えば、気が充実している人ほど、
理想体温に近く、体温も保ちやすいというわけです。

ただ、体温に関わる気と保温に関わる気は、厳密にいえば別のものです。
先に述べたように、元は同じ気ですが、一言で気と言っても、
実際はいろいろな働きをもった気があります。
体温に関わる気は、からだを内側を流れる気が深く関わり、
保温に関わる気は、からだの表面を流れる気が深く関わっています。

ですから、保温力を効果的に高めるなら、
からだの表面を流れる気、これを高めることが最大のキーポイントになります。
はじめに述べた乾布摩擦にも、この気を充実させることが根底にあります。


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