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精をつける事と精を出すこと。
日々の健康はこの繰り返し。

精をつけるといえば、真っ先に思い浮かぶのは、精がつく食物や食事かもしれません。
たしかに精をつけるという事は、食に頼る部分が多いです。
では、万事食べれば精がつくかといえば、決してその通りではありません。
仮に同じものを食しても、食欲旺盛な人とそうでない人、
すなわち食欲不振気味な人では、同様に精はつきません。
精をつけることは、食事も然ることながら、
それを摂るのに必要な食欲に頼る部分も大きいわけです。

ではその食欲はどうして発揮されるのか。
半分はお腹の働きです。
おなかが活動する事、言いかえればお腹が精を出すことで、食欲が発揮されます。
ただし、残り半分はお腹以外の部分です。嗜好もその一つです。
簡単に言えば、おなかが元気でないと、食欲は発揮されないが、
そのおなかの元気は、お腹以外の部分で支えられているという事です。

そして例えば嗜好は、それまで摂取してきた食事を通じて育まれます。
言いかえれば、どういう食事を経験してきたか。
それはつまり、どういう精をつけてきたかという事です。

嗜好に限らず、何かを育むというとき、
そこには必ず「精をつける」という工程が関わっています。

育む事と精をつける事は同意といっても良いぐらいです。

精をつける。そうして成長する。
精をつける。そうして嗜好が生まれる。
精をつける。そうして利き手ができる。
精をつける。そうして大人になる。

当人の癖や考え方、性格、果て体質や健康など、長い時間をかけて培われるものは、
概して、精をつける過程で形成され、そして洗練されていくというわけです。


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