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体に巡る気を伸びやかにすることは大切ですが、
それは  散らす  という事ではありません。

気が広がるのと、気が散るのは全くもって違いますから。
やはりどういう場合でも、気が散るのは心地良いものではありません。

広がるとは適材適所:必要なところに行き着くということです。
言いかえれば、此処は広がってよいが、
此処より先へは広がっては駄目という区切りがあります。
それはつまり、広がったものがそこにあり続けるという事でもあります。
以前にも少し触れましたが、気は体の事象に形を与える存在であり、
そこに  気が存在し続けることで、形が保たれる  訳です。

対して、散るとは烏合胡散のように、手の届かないところに行ってしまうことです。
気が散れば、それによって保たれていた形も無くなってしまい、
続いて形が無い状態で散っていくものだから、さらに始末が悪くなります。

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気が散るといえば、思い及ぶのは集中力との関わりですが、
この2つを結びつけて考えますと、
集中力を養うには、気を広げる練習を行うことが大切だと感じます。
ただし、何の緊張も刺激もないところでいくら集中力を養っても、それは不十分です。
本来は、そういったものが存在する状況でも、
同じように集中できるように心身をもっていく
(=気を広げていく)ことが求められるはず。

 動じないようにする  のは、つまりは気の広がりという事であり、
動じにくい気の広がりやそれに類するものを、私たちは胆力と呼ぶのでしょうね。


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