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鼻呼吸。口呼吸。
同じ呼吸だけど、漢方では鼻と口は大違い。
同じ行為でも、場所が違えば本質は異なり、本質が異なれば効果も変わってくる。
漢方では、鼻は金肺に属し、口は土脾に属します。
金の輝きは、汚れを弾く清潔さを導くのに対して
土の柔さは、生命活動を助長する原動力を導きます。

呼吸は、身体の内側へと清いものを招き、
身体の外側へと濁ったものを排出するという、表裏一体の行為です。
息を吸う行為は、鼻に頼れば、身体を防御する側面が強く
口に頼れば、生命活動を助長(この場合、身体を温め、膨張させる)側面が強くなる。
ただ実際には、口で息を吸う事は本来のメリットよりもデメリットが勝る
(身体の奥深くへ悪邪の侵入を助長する)ので、悪行とされます。

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それに対して、息を吐く行為は、鼻に頼れば
体内を清める(乱れた状態を正す)側面が強くなる。
鼻息を荒くすることは、身体の平静を整える行為という訳です。
一方で口に頼れば、体内の生命活動を外に発揮するという側面が強くなる。
大声を出すというのも、見方を変えれば息を吐く事と同じで
ここぞという時に「うおぉぉぉ!!」と唸り声を上げる事には、心身を奮い立たせる作用があります。
息を吐く事には適材適所があり、普段は鼻で行い、
ここぞという時や活発さを求める時には口で行うのが良いとされます。


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