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最近、出産した後、すぐに働き始める人も多くなりましたが
それによって様々な症状で悩まれる方も多くなっています。

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それもそのはず。
元々昔の出産は一大事業です。
出産で死ぬのは当たり前でしたし、産後すぐに子供が死ぬのも当たり前でした。
ゆえに、子供を産んだ直後の母親は
家族全員で助け合うのが、古き日本の伝統文化・・・だったはずなのですが
今は核家族化も進み、実家に帰って出産という事も少なくなりました。

医療技術も進んだので、出産で死んでしまう事は殆どなくなり
出産後にはすぐ退院しても良いというケースも多くなりました。
晩婚化と医療技術の向上によって、高齢出産も増えています。

では、何故、産後の養生が大事なのでしょう?

東洋医学では、子供は母親の陰(いん)血(けつ)を固めて作ると考えられています。
大量の陰血を固めて、それで赤ちゃんとして出産するので
当然母親の陰血は一気に不足状態に陥ります。
東洋医学での陰血は、様々な作用を持っていて
当然栄養を送るための物でもありますし
各臓腑に留まり、臓腑を動かすためのエネルギーの一つとしても機能しており
肝臓には常に陰血を貯めておき
何かの際には、そこから補給して一定の状態を維持すると考えられています。

そんな陰血が無くなれば、各臓腑や身体全体の機能が上手く働かなくなるわけです。

起こりやすい症状としては

イライラしやすくなる、やる気が起こらなくなる
空腹感はあるけど食べ始めると食べられない
眼の乾き、口の乾き、咽喉の乾き、手足の痺れ
身体の痛み、毛髪が抜けやすくなる、白髪が増える
歯茎が痩せる、身体に力が入らない、寝つきが悪い
乾いた咳が止まりにくい、痰が出にくい、便秘
便が硬くなる、便がコロコロになる
身体がなんとなくだるい等々・・・

様々な症状がいろんな形で起こりやすくなります。
結果、最近よく言われるようになった
産後うつなどの診断名がつくケースもあります。

こうならないためには・・・
産後は出来るだけ身体を休めましょう。
最小限のことをして、あとは出来るだけ周りの人に任せられることは任せましょう。
不定期な授乳で睡眠不足になりがちですので、眠れるときに寝るようにしましょう。
食事は出来るだけタンパク質の多い食事をしましょう。
鉄分も摂りすぎない程度に摂取しましょう。

もし、もう手遅れで、病院に行ってもなかなか治らないという方は・・・
是非とも、漢方・鍼灸をご利用ください。


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