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あなたのココロと体のために。「園芸療法」
生の植物をきれいに残す ~押し花~
園芸療法の現場では、花を育てて楽しんだり、栽培した野菜や果実を収穫したりして、達成感・満足感を感じ、心地良い時間を過ごして頂ける時間を大切にしています。
もちろん、収穫した野菜や果実には、食べる楽しみがあるので人気があります。
また、咲いた花を押し花にして、美しさを保って、クラフト作業の中で利用したりもします。
押し花を使った作品づくりは、成果として残りますし、プレゼントにも使えるので、満足度の高いプログラムです。
創造力を発揮しながら、生の花とは違った魅力を味わうことができます。
『押し花』とは
植物の花や葉に、押しをかけて、平面状に乾燥させたものを押し花(おしばな)といいます。
小さな作品では、本のしおりやポストカード、クリスマスカード等があり、大型の作品では、額絵、屏風等もあります。
最近では、市販されている専用のプラスチックケースに押し花を入れて、オリジナルのキーホルダーなども簡単に作ることができます。
様々な押し花の作り方
押し花づくりにはいろいろな方法があります。
その乾燥の手段から、
- 自然乾燥・・・
新聞紙や半紙、電話帳や辞典などに挟んで押しをかける、段ボールの間に挟む - 乾燥剤の利用・・・
シリカゲルを入れた容器に入れて押しをかける、市販の押し花乾燥シートを利用する - 電子レンジの利用・・・
市販の専用キットを利用する、タイルなどに挟んでレンジをかける - アイロンの利用・・・
アイロンの熱を利用して、酵素による変色を防ぐ
などがあります。
いずれにせよ、できるだけ素早く材料の水分を抜くことが美しい押し花づくりのポイントです。
また、
- 水分の戻りを抑える(乾燥材の使用)
- 紫外線を避ける(日光の遮断)
- 空気に触れさせないこと(酸化防止)
ができあがった押し花を美しく保存する秘訣です。
ファスナーつき冷凍保存袋に乾燥材とともに入れて、できるだけ空気を抜き、缶の中で保存するとよいでしょう。
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