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あなたのココロと体のために。「園芸療法」

室内でも楽しめる園芸

押し花を楽しもう



段ボールを利用した押し花の作り方

私は昔ながらの電話帳に、草花をはさんで作ることが多いのですが、ここでは身近な材料で簡単にきれいな押し花づくりを楽しむことができる段ボールを使った簡単な作り方をご紹介します。
庭先の草花や小さな鉢植えの花などで試してみてはいかがでしょうか。
指で押しつぶすことのできる細い茎のもの、花びらや葉の薄いものなら、特に押しをかけなくても失敗なくつくることができます。

* 用意するもの

*写真をクリックすると拡大表示します。
  • 段ボール 4枚
    (* 12cm×20cm程度に切ったもの)
  • 新聞紙 6枚
    (* 段ボールと同じサイズに切ったもの)
  • 薄紙 6枚
    (* おはながみなどの片面がツルッとしたもの。
    半紙でもよい)
  • 目玉クリップ 4個
    (あるいはゴムバンド 2本)
  • 花材
    (ビオラやスイートアリッサムなどの草花が押しやすい)
  • はさみ

* 手順

(1)

段ボール→新聞紙→薄紙の順に重ねる。


(2)

ビオラは距(きょ)の部分を少し切っておくとよい。

※ 距(きょ)…植物のがくや花びらの付け根にある袋状になった突起

葉や花をあらかじめ手で押さえて、形を整えておくとよいでしょう。


(3)

花をSTEP 1に置く。

このとき、置く花の数は多くなりすぎないようにしましょう。
花と花の間隔を十分に取っておくことが大切です。


(4)

薄紙→新聞紙→段ボールの順に重ねる。




(5)

STEP 1STEP 4を繰り返す。


(6)

目玉クリップ/ゴムバンドで留める。


(7)

1週間程度でできあがり(素材により差があります。)

うまく押し花ができているかどうかは、つまんでみてパリッとまっすぐになるかどうかでチェックします。




押し花シールの利用

押し花で作品をつくる際、カバー素材を使って押し花を保護しますが、あらかじめ、押し花をシールにしておくと、誰でも簡単に作品づくりを楽しむことができるので、お薦めです。


はくり紙とシール面の間に押し花をはさみ、押し花に5mm幅程度の余裕を持たせてカットする。


* つまみ部分をつけておくと、高齢者や障害のある方でもはがしやすい
(つまみ部分はシール面を取り除いておく)
 ※ 必ずしも必要というわけではありません。


押し花シールを使ったメッセージカードの作り方

押し花シールを使えばグリーティングカードがだれにでも簡単に作れます。
アイデアいろいろ。バレンタインデー、母の日、父の日、誕生日…オリジナルのカードで相手に気持ちを伝えましょう。


* 用意するもの

  • 色画用紙(カードの大きさ) 1枚
  • 英字新聞紙(* 大きな三角形・小さな三角形) 各1枚
  • 押し花シール 適宜(* 見本作品では3枚)
  • リボン(蝶結びにしたもの) 1個
  • スティックのり
  • 工作用ボンド

* 手順

(1)

色画用紙を半分に折る。


(2)

大小の三角形に切った英字新聞を少し重なりを持たせてのりで貼りつける。


(3)

押し花シールを貼る。


(4)

工作用ボンドでリボンを三角形のくぼみ部分に貼ってできあがり。




ギフトラッピング・デザイン

こちらはマスキングテープを使ったギフトラッピングのようなデザインのカードです。
園芸福祉活動のスタッフが考案してくれました。たくさんの人とわいわい言いながら、作ってみるといろいろなアイデアが生まれて楽しいものです。
カード以外でも綺麗な箱にテープを貼って、押し花シールをあしらったラッピングとしてもおしゃれですね。

* 用意するもの

  • 色画用紙(カードの大きさ) 1枚
  • 押し花シール 1枚
  • マスキングテープ 適宜

マスキングテープを貼り、交差する部分に押し花シールを貼る。


マスキングテープの上に押し花シールを貼り、さらに英字新聞を貼ったり、文字を書き入れたりして仕上げる。





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