あなたのココロと体のために。「園芸療法」

3.大学付属病院のさまざまな癒しのガーデン
　　　【Healing Garden （STANFORD HOSPITAL & CLINICS）　Palo Alto】

* 正面玄関前のガーデン、院内ガーデンはすべて、地元パロ・アルト在住の Katsy Swan氏のデザインによるもので、院内全体に統一感があります。

* 白を基調としてピンク・ブルーの優しい色調の植栽となっています。

* 木々、草花、水、鳥…
癒しの要素が盛り込まれた落ち着いた玄関。
愛らしいカルガモの親子には思わず足を止めて見入ってしまいます。

【院内廊下から見える中庭】
光と影のコントラストが美しい。
緑が多く、控えめな色の植栽が、光をやわらかく感じさせます。

【小児科病棟および産婦人科病棟から見下ろすことのできる中庭】

* 縁に腰掛け、手を伸ばせば、水に触れることのできる噴水。
水音は人の心を静める効果の他に、他の人の話し声や気になる音をかき消して、気にならないようにしてくれる効果もあります。

* いくつかのベンチに人が腰掛けていても、あまり気にしないで済みますね。

中庭ベンチ付近には木々が植えられており、木陰を提供するとともに、上の病棟からの視線を遮る効果があり、プライバシーが確保できるよう配慮されています。

【中庭で昼食を取るスタッフ】
病院の庭は、スタッフにとっても重要な癒しのスペース。
緊張やストレスの多いスタッフにとって、このようなガーデンで過ごすことは、ストレス軽減、回復に役立ちます。
勤務時、より多くの時間、自然を見ていた看護師は、急性ストレスレベルが低下し、刺激に対する敏捷性も高かったという研究報告があります。

* 白を基調にした植栽。
母と子の彫像も置かれています。