こんにちは。
今回は、病院治療における妊娠率や生産率をあげていきたいと思います。
2018年日本産科婦人科学会によれば、
体外受精での妊娠率は以下のようになっています。
【30歳】
治療開始あたりの生産率※ 21.6%
治療開始あたりの妊娠率 27.8%
胚移植あたりの妊娠率 44.5%
【35歳】
治療開始あたりの生産率 18.6%
治療開始あたりの妊娠率 25.0%
胚移植あたりの妊娠率 40.4%
【40歳】
治療開始あたりの生産率 9.5%
治療開始あたりの妊娠率 15.1%
胚移植あたりの妊娠率 27.7%
【45歳】
治療開始あたりの生産率 1.1%
治療開始あたりの妊娠率 3.2%
胚移植あたりの妊娠率 8.0%
(※生産率=出産に至った割合)
治療開始は「採卵から始めて」をさします。
ちなみに自然に妊娠できる確率は、1周期当たりの妊娠率が、
30歳 25%~30%
35歳 18%
40歳 5%
45歳 1%
です。
このことから、自然妊娠できる確率に比べて体外受精のほうが確率は高い数値はでていますが、
上記に示しますように、体外受精をすれば簡単に妊娠できるということではありません。
体外授精の妊娠率も年齢とともに下がっていきますので、
ステップアップを早めに考えることをおすすめするのは、上記のデータが一つの理由です。
病院の治療は、
・卵子の数を増やすことができる
・卵子と精子の出会いの環境を整える
・子宮内膜を厚くする
ことができます。
一方、
漢方と鍼灸でできる治療は、
・卵子・精子の質を向上させる
・子宮内膜の質を高める
・年齢に伴う機能低下を改善する
ことです。
病院の治療と漢方の治療を一緒に考えることがご妊娠の近道になると考えます。
誠心堂薬局の妊活の取り組みの結果としてHPに2020年の妊娠実績をあげています。
下記のURLをご参照下さい。
https://www.seishin-do.co.jp/kodakara/achievement/2020/
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更新日: 2022/01/17 |