誠心堂薬局船橋店 関根です。
今回は、将来の自分のために妊娠する力について話したいと思います。
妊娠する力は20代前半をピークにあとは歳を経るごとに低下する一方です。
妊娠する力の指標とされるのはAMH(抗ミューラー管ホルモン)で、どれ位卵巣の中に卵子が存在しているかを示すものです。
このAMHは検査で調べられますが、2022年4月から保険適応になっているにもかかわらず
体外受精や顕微授精を行う場合に卵巣の刺激薬をどの位の強さで使用するのが良いのかを判断するために行うときだけ保険適応です。
そのため、治療をせず、現在の卵子のストックがどの位あるのかを調べたいとする場合は保険ではなく自費になるので注意が必要です。
ただ、早い段階でこれを知っておくと、今後妊活を本格的に行う際に大変役に立ちます。
妊娠する力のピークは22歳頃です。30~34歳は15~19%低下し、35歳以上は22歳のときと比べて半分の割合以下まで低下してしまいます。
(生殖医療ガイドラインより)
生理が順調であっても妊活目的で1年経過して妊娠しなければ妊娠する力が低下しているかもしれません。
その原因は黄体化未破裂卵胞の可能性も考えられます。
※黄体化未破裂卵胞とは・・・排卵したと思われても実際には卵子が外に飛び出さない現象。原因は不明。
そのため妊娠を希望しているのであれば早く検査をすることをお勧めします。
妊娠するためには検査で今の自分の状態を知ることが大切です。
では、そこから妊娠しやすい体になるにはどうすればいいのでしょうか。
その選択肢の一つとして漢方や鍼灸が妊娠しやすい体をつくるサポートをしております。
漢方や鍼灸に興味がある方はぜひ一度ご相談下さい。
ご来店をお待ちしています。
