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さて、今回のテーマは「めまい」です。

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東洋医学では漢字で「眩暈」と書いて「げんうん」と読みます。

東洋医学での眩暈の原因は、大きく分けると4つに分類されます。

1つは気滞。これは東洋医学の特徴ともいえる気の流れの概念からくる考え方ですが
気が上手く体を巡ることが出来なくなってしまい、身体全体に栄養を送ることが出来なくなって
眩暈が発生するというものです。ストレスが多い方や運動不足の方なんかに多いです。

次に水滞。これは今風に言えば水分代謝異常ですね。
東洋医学の概念として、万物は常に流動的であるという概念がありますので
当然水も流れが無いとよどんでしまい、汚くなってしまいます。
その汚くなった水が原因で眩暈を起こすってわけですね。
普段よく水を飲むのにおしっことして出てないとか
運動はしているけどあんまり汗をかかないとか
健康のために多めに水を飲んでますといった方に多いですし
逆に水分をあまり取らないという人にも多いです。

次は血虚。
これは検査数値によるいわゆる貧血や、血液の量が少ない、または、血液の質が薄いという場合に起こる眩暈です。
ですから、貧血と診断された以外でも、血虚である方は結構多いです。
特に女性の方などは、毎月血液を一定量体外に出すわけですから
基本血虚になりがちです。
他にも小学生や中学生ぐらいで
よく眩暈を起こすというお子様も
血虚であるケースは多いです。

最後は気虚。今風に言えば栄養失調というところでしょうか?
これは現代日本社会ではあまり多くありませんが
軽い状態であればよく診られます。
疲れやすい、疲れがなかなかとれない、食欲が無い等の症状を伴う眩暈の場合は
気虚である場合があります。

本来ですと、眩暈を起こすケースには脳の異常が考えられますので
気軽に漢方や鍼灸を試してくださいというのは、良くないとされていますが
現場感覚としては、眩暈=脳の異常というケースはどちらかといえば少ないです。
もちろん、病院でちゃんと検査を受けて頂いた上で来られることをオススメしていますので
病院の検査で異常が診られないし、なかなか治らないという人は
是非漢方薬や鍼灸をお試しください♪


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