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こんにちは。みどり薬局の浅上です:)

4〜5月にお送りした【始めよう、腸活!】の健康トピックスでは、主に「便秘」についてお伝えしました。ご参考になっていますでしょうか?
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便秘でお悩みの方は非常に多いですが、これからの時期は、食中毒やクーラーや冷たい飲み物・食べ物の冷えによる下痢が起こりやすいシーズンですので、今日は「下痢」をテーマに取り上げます。



まず、下痢とは、いったいどのような状態でしょうか?

正常な便は、60〜70%の水分を含んでいます。
何らかの原因で大腸からの水の吸収が十分に行われないと、水分量が増えて軟便になり、90%を超えると下痢になります。
下痢には大きく分けて、急性の下痢と慢性の下痢の2種類があります。

⚫︎急性の下痢
1日数回から、多いと数十回便意をもよおすこともありますが、2週間以内で治まるものがほとんどです。
急性の下痢には感染性(食中毒など)と非感染性(暴飲暴食、冷えなど)があり、外からの要因が関わっています。

感染性の下痢は、原因となっている菌やウイルスを外に出すための身体の防御反応でもあります。お手洗いが近く我慢できない辛い下痢ですが、下痢止めで感染源を閉じ込めないよう注意が必要です。下痢止めは飲みすぎると便秘を起こすこともありますので、自己判断で飲むのはできるだけ避けましょう。
7〜9月は、気温が高く特に食中毒が起こりやすくなります。まずは食中毒が起こらないように、食品や台所の衛生対策でしっかり予防していきましょう。

⚫︎慢性の下痢
1日数回でも、3週間以上続く下痢です。
機能性(生活週間やストレス)のものや、病気(潰瘍性大腸炎、クローン病など)、お薬が原因となることもあります。
家庭で対処しきれない時、原因の分からない時は早めに医療機関を受診しましょう。

最近増えている過敏性腸症候群は、機能性の下痢の一種です。
検査では潰瘍や炎症は見られないものの、下痢や便秘、下腹の張りなどの症状があり、腸の運動を司る自律神経の乱れや、不安や緊張などのストレスが引き金になることもあります。


次週16日(木)は、〈食事・漢方編〉と題し、実際に下痢が起こった時にはどんなものを食べたら良いのか、みどり薬局では漢方薬はどのように選んでいるかについてお伝えします。


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