• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法

こんにちは。みどり薬局の浅上です:)

今日は、四季のうち秋口から冬や梅雨時、春先など季節の変わり目にご相談の多い気管支喘息のお話です。
image


気管支喘息は、生まれて間もない乳幼児からご高齢の方まで発症します。年代によっても原因は様々で、乳幼児では遺伝的な素質でアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎を伴うことも多く、成人では生活環境の変わる人生の節目のタイミングに起こりやすくなり、高齢者では感染が関与することも多いです。

気管支喘息の発作では、ゼイゼイ、ヒュウヒュウという喘鳴(ぜんめい)と共に、呼吸、特に息を吐くのが難しくなります。
通常は数分から数時間で粘った痰が切れると自然に呼吸が楽になります。ただし、発作の強い場合には血液中の酸素不足により意識が薄れるなど危険な状態になるので、ただちに医師の手当てが必要です。
発作は昼と夜では断然夜、特に夜明け(午前3:00-4:00頃)にかけてが起こりやすいです。これには自律神経の働きが関係しています。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。

⚫︎交感神経 :起きている時に活発、気管支を拡げる働き
⚫︎副交感神経:寝ている時に活発、気管支を狭める働き

このように、夜は副交感神経が優位になるため発作が起こりやすくなるのです。
発作がない時は、健常人とまったく変わらないのも気管支喘息の一つの特徴です。

気管支喘息と紛らわしい病気には、咳喘息、心臓喘息、肺気腫などがあります。これらの場合、原因や治療が喘息とは異なり、判断を誤ると悪化を招くこともあるため注意が必要です。
まずは本当に気管支喘息なのか、原因は何なのかを見分けることが大切です。

次回は〈実践編〉と題し、気管支喘息の発作を防ぐためにどのような生活(食事・運動)を送れば良いのか、みどり薬局ではどういった漢方薬を選んでいるかについてお伝えします。


Copyright© MIDORI PHARMACY. All Rights Reserved.