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生活習慣病シリーズと銘打って始めようと思っていましたが
最近、何のテレビでやったのか分かりませんけど、同じ質問のお電話が多い。
テレビは、分かり易く簡潔に放送しちゃうので、真意が伝わりにくいのでしょう。
そこで、漢方医学というものの、基本的な考え方を説明します。
これは多分長くなるでしょう。
ですから、連載となるかと思いますが
出来るだけ分かり易く、非常に簡潔に、専門的な用語を極力省いて説明していきます。

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漢方医学とは・・・と銘打つと
どうしても歴史の始まりから説明しがちなのが、世の常です。
しかしながら、歴史のお勉強は、どうでも良いでしょうし
そもそもネットで検索すれば、ある程度の歴史は分かるでしょう。
なので、皆さまの実体験的なところから
漢方医学を説いていくのが分かり易いかな?と思います。

例えば、皆さんが必ず一度はかかったことがあるであろう
『風邪』が分かり易いかと思います。
さて、一口に風邪といっても
具体的に症状にはどんなものがあるでしょう?

咽喉が痛いという人もいらっしゃれば、頭が痛いという人もいます。
鼻水が止まらないという人や、熱が辛いという人もいます。
寒気がする人も、熱くてしんどいという人もいるでしょう。

こう考えればわかると思いますが
ただの風邪でも色んな症状の人がいます。

「ぎっくり腰には芍薬甘草湯!」のように、「風邪には葛根湯!」とはいきません。
というか、そもそもぎっくり腰に芍薬甘草湯もオカシイのですけどね。

風邪だけで取り上げても、様々な症状があり、様々な人がいます。
漢方医学は、そんな様々な人と症状に合わせるために
脈を診たり、顔色、目の力、舌の状態
面と向かった時の身体から醸し出される雰囲気
(疲れてそうだったり、呼吸がしんどそうだったり)を感じながら
症状を聞き取り、精神状態を会話から感じ取り
声の張りを聞き取り、口臭の具合や便の状態をつぶさに観察して
様々な病気の進行具合や、人の状態を把握して
幾多在る様々な漢方薬の中から、その状態に合った薬や経穴を使うわけです。


つまり、漢方医学の基本中の基本は
同じ病気の時でも、違う薬や経穴が良い場合もあるし
違う病気なのに、同じ薬や経穴の方が良い場合もある。

これを、『同病異治、異病同治』と言うわけですね♪


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