香りの生理的効果
										
 香りの効果としては、心理的効果、生理的効果、薬理的効果、科学的効果、環境保全効果等が挙げられます。 
										生理的効果では、鎮静作用、興奮作用、性誘引作用が挙げられ、その科学的解析が1983年から大手香料メーカー等によってはじめられました。
										それ以前は、匂いの嗅いだ時の心電図・瞳孔反応・皮膚血流の変化等、自律神経活動の測定や、官能検査、フリッカーテスト等の生理的反応の測定でしたが、更に、脳波・誘発電位・脳内血流量・各種代謝率等の測定が加えられました。
											
 中でも割合簡単な脳波測定法として期待波が注目されました。
                                            
										脳波の波形を分析する事により、匂いの脳への影響をリフレッシュ(活性)とリラックス(鎮静)とに区別するもので、その一例は以下の通りです。
										
										
										
										リフレッシュ: 胡椒、丁子、薄荷、ジャスミン
											
リラックス: 橙皮、沈香、白檀、ラベンダー