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和の香り
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| 樹 木 | 白檀(サンダル)、桂心(カシア)、桂皮(シナモン) |
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| 樹 脂 | 沈香、薫陸香(インド乳香)、蘇合香(スチラックス)、
安息香(ベンゾイン)、龍脳(ボルネオール) |
| 蕾 | 丁字(クローブ) |
| 種 子 | 八角(スターアニス、大茴香)、茴香(フェンネル)、胡椒(ペッパー)、
当帰(アンゲリーカシード)、檳榔子(びんろうじ、ビーテルナッツ) |
| 根 | 鬱金(うこん、ターメリック)、びゃくし(アンゲリーカルート) |
| 香 草 | かっこう(パチュリ)、零陵香(バジル)、青木香(コスタス)、
甘松香(スパイクナルド) |
| 動 物 | 麝香、龍涎香、貝香 |
となります。
これ等を各々粉砕し、その微粉末を混ぜ合わせた「混香」や、更に、それ等に炭粉を混ぜて蜜で練り固めた「練香」でした。
『混香』は主に宗教儀式の為の「焼香」や「塗香」に、又、病を防ぐ「除疫香」として、『練香』は、そのまま置いて「室内香」に、更に、それに熱を加えて「薫香」として、主に人々が香りを楽しむ為に使われました。