寄せ植えとは?
料理に使う目的や見た目の好み、または生育環境が似ているハーブ同士を同じ鉢に植えて、育てて楽しみます。
ハーブの寄せ植えの場合は、食べたり飲んだりして楽しむことが多いので、できるだけ薬剤を使わずに育てることが重要です。
種から育てる方法もありますが、今回はより簡単に楽しむ方法として苗から育てる方法をご紹介します。
用意するもの
- 苗
今回はミニトマト2本、バジル、イタリアンパセリ
(この組み合わせの苗の場合は、
3月~5月くらいに植えるのがおススメです)
- 植木鉢
- 培養土
- 鉢底網
- 鉢底石
- その他、手袋、スコップ、じょうろなど
材料は、園芸店、ホームセンターなどで入手できます。
最近はインターネットでも入手可能です。
作り方

苗を揃えます。
今回はミニトマトを中心にハーブを揃えました。
ミニトマトにとって相性がいいと言われているバジルとイタリアンパセリを選びました。
このように、植えたい植物を1つ決めて相性のいい植物を選んでいくといいでしょう。
苗は、いきいきしている元気な物を選び、茶色く枯れているものや、虫のついているもの、病気のものは避けましょう。
鉢の大きさは、苗を購入する際に書いてある指示通り揃えて下さい。
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- ▲左からイタリアンパセリ、ミニトマト、ミニトマト、バジル

植木鉢に鉢底網、鉢底石を入れます。
鉢底網が最初からついている植木鉢もあります。
鉢底石は、底が見えないくらいまでいれましょう。
水はけがよくなり、底の穴からの虫の侵入を防ぎます。

培養土を入れます。
入れすぎると苗が入らなくなるので、まずは鉢の半分くらいまで入れます。

どの位置にどのように苗を植えるか、ポットに入れたまま置いてバランスを考えます。
成長してからの姿も想像して少し間を多めにとりましょう。
ミニトマトは支柱を立てることになるため、その場所も考えておきましょう。

ポットから外して、かたくなった土は少しほぐしながら植えていきます。
根元が見えないように土を足して下さい。

土をまんべんなく入れたら、軽く押さえて定着させます。
土は植木鉢の満タンまで入れずにウォータースペースを作りましょう。

苗を買った時の名前のタグを土にさしておくと、いざというときに便利です。
※育て方が書いてあります。
また、植物の名前を書いて植木鉢にはっておくと、植え替えの時期に連作障害を防げます。

鉢の底から水が流れ出るまで、たっぷりとお水をあげます。
愛情たっぷり育てましょう。
バジルやイタリアンパセリは、葉を収穫し早速食卓へ。
ミニトマトの収穫が楽しみですね!
ポイント

- ミニトマトのわき芽は小さいうちに手でかきとりましょう。

- ミニトマトは支柱をたてます。
大きくなってからだと立てにくいので小さい間にたてましょう。
バジルは大きくなって倒れそうなら支柱をたてましょう。
コメント
コンパニオンプランツを意識した寄せ植えをご紹介しました。
コンパニオンプランツとは一緒に育てることで良い影響を与える植物のことです。
虫を寄せ付けない、味が良くなるなど、ハーブを育てるうえでぜひ利用したいものです。
薬剤を使用する頻度が減るメリットがあります。
ぜひ、色々なコンパニオンプランツを試してみて下さい。