ハトムギ粉入り大根餅

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池田哲子先生

おなかが冷えて、鼻水・くしゃみ・涙が止まらない花粉症の方に。

材料

■2人分

  • だいこん 500g
  • 干しエビ 大さじ1
  • ハム 3枚
  • 黒きくらげ 3g
  • しょうが(みじん切り) 小さじ1
  • ねぎ(小口切り) 小さじ2
  • 上新粉 80g
  • 片栗粉 30g
  • ハトムギ粉 50g
  • 塩こしょう 少々
  • 水 約150cc
  • ごま油 大さじ2
  • ポン酢 適量
  • しそ 適量
Recipe Image ハトムギ粉入り大根餅

作り方

1

干しエビは大さじ2の水で戻して粗みじん切りにする。(戻し汁は取っておく)

黒きくらげは水で戻して細切り、ハムも細切りにする。

大根は皮をむいて千切りにする。

2

フライパンにごま油をひいて、しょうがのみじん切りとねぎの小口切りを入れて弱火にかける。
香りが立ったら、干しエビ・きくらげ・ハムを加えて全体を混ぜ、大根、塩こしょうを加えて強火で炒める。

3

大根の汁気がなくなるまで炒めたら、ボールに入れて粗熱を取る。


4

3.に上新粉、片栗粉、ハトムギ粉とエビの戻し汁、水を加えて、菜箸などでぐるぐるとよく混ぜる。

5

フライパンにごま油を少々入れて中火で熱し、4.の生地をスプーンで小判状に落として焼く。

6

両面に軽く焦げ目がついたら、水を大さじ2程度入れて蓋をし、弱火で5分ほど蒸し焼きにする。


7

最後にごま油を少し加えて火を強め、表面をカリっとさせる。

8

ポン酢に、しその千切りを添えていただく。


食材の持つ働き

  • 大根:
    胃腸の調子を整えて、消化不良を改善します。
    体の中の余分な熱をとって肺を潤わせるので咽の痛みや咳を改善してくれます。
    上がりすぎた気を下げてくれるので、イライラや焦りを落ち着かせてくれます。
  • 黒きくらげ:
    血や不正出血を改善して、元気をつけてくれます。
  • 生姜:
    温めながら胃腸の働きを調整し、冷えたときの胃痛や嘔吐、食欲不振などを改善してくれます。
  • 葱:
    お腹を温めながら、冷え症やカゼの初期症状を改善してくれます。
  • はとむぎ:
    尿の出を良くしてむくみや食欲不振を改善します。
  • 紫蘇:
    体を温めて気の流れを良くし、胃の不快感や冷えたときの胃腸の痛みを解消します。

漢方ミニ知識

【ポン酢(ぽんず)】

ミカン科のダイダイ Citrus aurantium var. daidai、ユズ Citrus junos、スダチ(酢橘) Citrus sudachi やカボス(臭橙、香母酢) Citrus sphaerocarpa などの酸味が強く、生食にあまりしない香酸柑橘(こうさんかんきつ)類の果汁に酢酸を加えて味を調え保存性を高めたものが狭義のポン酢で、酢酸を加えない果汁を生ポン酢と区別することもあります。
ユズやスダチのポン酢が多く見られますが、京都などの懐石料理には香りにクセがないダイダイが用いられています。
「柑橘類の果汁」を意味するオランダ語の“pons”から名付けられたとされ、淡泊な味の多い日本料理に適しており、まろやかな酸味を引き出します。特に鍋物では酢酸を主成分とる醸造酢では酢酸が熱により揮発して強い刺激があるため、クエン酸を主成分とする柑橘果汁のポン酢が使われるのです。
なお、ボン酢醤油、味付きポン酢と言われて市販されているものは柑橘類の果汁に醤油や時には味醂、鰹節、昆布などを加えた調味料のことです。(解説:二階堂 保先生)

【大根(だいこん)】

アブラナ科のダイコン Raphanus sativus var. raphanistroides は地中海地方原産の2年草で、日本、中国で大量に栽培され、多数の品種が知られています。春の七草の一つで清白(すずしろ)と呼ばれます。春に白~淡紅色の4弁の十字架状の花を付け、果実は長角果で、中に赤褐色の種子が入っています。地下に垂直に根が伸び、主軸が肥大したものを食用とします。少し緑色をした肥大部の上の部分は根ではなく、両側に1列づつヒゲ根がて出ている部分が真性の根になります。味噌煮、ふろふき大根、なます、刺身のつま、沢庵漬け、糀漬、千枚漬、切り干し、大根下ろしなどに用いられます。ビタミンA,B,C,鉄、カリウム、消化酵素などを含みますが、もみじおろしにするとニンジン中のビタミンC酸化酵素が働くのでビタミンCを補給する目的には適しません。「カイワレ」はダイコンの双葉のことで食欲増進作用が知られています。
種子を乾燥したものを莱服子(らいふくし)と呼び、漢方で健胃、去痰の目的で用い、又咳止め、喉の痛みなどにも用いられます。根には多量の消化酵素ジアスターゼを含み、でんぷん質の消化を助け、胸やけ、胃酸過多、胃もたれ、二日酔いなどに有効ですが、胃が冷えやすい胃下垂や胃拡張の人はナマで食べるのは避け、逆に口内炎の人は生食した方がよいと言われます。(解説:二階堂 保先生)
>> ダイコンについて、さらに詳しく

【薏苡仁(よくいにん)】

イネ科のハトムギ Coix lachryma-jobi var. mayuen の果実の果皮、種皮を除いて乾燥したものを薏苡仁(よくいにん)と呼び、滋養強壮、利尿、解毒作用により浮腫、脚気、結石などに、又排膿作用があり疣、皮膚の荒れなどに賞用されます。漢方処方の薏苡仁湯(よくいにんとう)や麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)に配合されます。
ハトムギの果実をそのまま乾燥したものが生薬の「ハトムギ」で「薏苡仁」と同じように用います。またジュズダマの果実と根は「ハトムギ」と同様に用いられますが、デンプンの性質は異なりヨウ素反応で異なる呈色を示します。
野生種ジュズダマの変種で、かつては救荒植物としても利用されました。皮付きの種子を米に混ぜて炊いたり粥にして、又粉にして団子、煎餅などにして食べます。タンパク質、ビタミン、ミネラルなどに富み他の穀類に比べ新陳代謝作用が大きく、成分のcoixenolideには抗腫瘍活性が認められています。体を冷やす作用があるので妊娠中、月経時には控えた方がよいとされます。(解説:二階堂 保先生)
>> ハトムギについて、さらに詳しく

【その他のミニ知識】

黒木耳(くろきくらげ) ・胡椒(こしょう) ・胡麻油(ごまあぶら) ・紫蘇(しそ) ・生姜(しょうが) ・葱(ねぎ)

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レシピ提供 池田哲子先生

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ハトムギ粉入り大根餅
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