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病気と漢方

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花粉症と漢方

 
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漢方薬で花粉症を治そう!


花粉症で下記の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。

こんな時は 花粉症の発作が出始めたら
処方 小青竜湯(しょうせいりゅうとう:麻黄、芍薬、細辛、乾姜、甘草、桂皮、五味子、半夏)
解説 最近は服用しやすい顆粒剤や錠剤がありますので、発作がおこりそうな方はいつも携帯すべきです。
文献 『傷寒論』の原文を意訳すると、服用後2時間ほどして発作が再びおこれば、すぐに服用するよう指示されています。花粉症の症状が治まれば服薬を中止すればよろしいです。長期に連用すると、胃がもたれてくることがありますが、服薬を中止すればすぐに治ります。

■小青竜湯構成生薬
マオウ シャクヤク サイシン カンキョウ
マオウ シャクヤク サイシン カンキョウ
カンゾウ ケイヒ ゴミシ ハンゲ
カンゾウ ケイヒ ゴミシ ハンゲ

こんな時は 花粉症が治らずにアレルギー性鼻炎が長期におよび鼻がつまったり、黄色の膿汁がでる
処方 桑菊飲(そうぎくいん:桑葉4、菊花3、杏仁3、連翹3、桔梗3、薄荷1.5、蘆根5、甘草3)
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう:荊芥2、黄連2、薄荷2、枳実2、甘草2、山梔子3、川キュウ(センキュウ)3、黄ゴン(おうごん)3、連翹3、白し(びゃくし)3、桔梗3、防風3)

こんな時は 症状がさらにひどく、長期に及んだ花粉症
処方 延胡索4、桂皮3、麻黄3、黄ゴン(おうごん)6、柴胡3、竹参3、杏仁3、芍薬3、細辛3、生姜2、甘草3、半夏5、五味子3、蒼朮3、沢瀉4、阿膠3、菊花3、枳実3、茯苓3、大棗4、紫蘇葉3、桑白皮3という加減処方

参考になりましたでしょうか?
ここで紹介した処方は、ほんの一部です。
また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などで
ご相談ください。漢方相談薬局・薬店店舗紹介

1.花粉症って? | 2.花粉症のメカニズム | 3. 漢方薬で花粉症を治そう!

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