最近はスーパーで、大量の水を販売していることが目につきます。子供のころ、水は基本ただだと思ってきた年代にとっては初めのころは奇異に感じていたが、今は普通のことのようです。興味本位で、時々買ってみることがあります。大山の水、南アルプスの水、最近ではシリカの入った天然水などなど。広島でも少し県北に行くと、国道沿いに名前のついた天然水(基本ただ)が出ています。深入山のふもとに深明水、臥竜山の8合目の雪霊水などがあり、山口では、柳井市のあさひ製菓の横から出ている琴名水(きんめいすい)などがあり。他にも千代田の八王子よみがえりの水等。どこも水を求めてポリタンクやペッボトルを携えてきている方を多く見受けられます。漢方薬を煎じる水も、古典の本などには方位を指定して採取する井戸水や、流水・雨水を指定したりしていますが、最近ではそこまで日本はむろんのこと、中国でも言われていません。古典の本(金貴要略)には小児の小便《童子》で漢方薬を煎じて治す、馬から落ちた特の打撲・骨折に使う治療法があります。そういえば一時尿療法なるものが流行ったことがありました。
身体の8割は水なのですから、昔から水へのこだわりが強いのは人間としてあたりまえなのかも。
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