乾燥性のアトピーに漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
小学生のころからのアトピーで、今までステロイド薬を利用して治療を続けてきた。 表皮が薄くなってきたので、不安になりステロイドによる治療をやめている。 以前にジュクジュクしたアトピーの皮膚状態に漢方薬の消風散(しょうふうさん) 加減を使ってよくなったことがある。 この3ヶ月前から、毛孔部の乾燥と痒みに悩み、来局される。 皮膚乾燥・掻把痕もあるので、冬季乾燥型の血虚証(けっきょしょう)とみて、 当帰飲子(とうきいんし)の皮膚再生と保護作用のある黄耆(おうぎ)を増やして 煎薬にて服用すると、2週間で潤いがでてきて、1ヶ月で毛孔部の炎症が治まり 落屑もなく、ほぼ瘢痕を残すのみになった。 |
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更新日: 2024/12/03 |
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