歯周病

「歯周病」というのは、嫌気性菌の歯周菌によって誘発された疾病(原因)で、結果が「歯槽膿漏」です。
歯周病の最初は、表層の歯根膜に炎症がおこり、歯肉(歯ぐき)が赤く腫れ、歯を磨いたときに出血するようになります。歯垢中の細菌が出す毒素の作用により、生体内プラスミン酵素が多量に産生されます。歯茎の腫れや出血を放置していると次第に深部に炎症が波及し、慢性的に歯肉炎をもたらします。
歯肉部では、炎症の第V期である肉芽組織の形成が行なわれるために、歯ぐきは黒ずんだり、腫れあがってみえたりします。この状態を一生涯もっていく人もあれば、歯をはめこんでいるあごの歯槽骨にまで炎症がおよび、歯槽骨が破壊されてしまう人もいます。そうすると歯はグラグラし、抜けることにもなります。また歯肉部の内部では、別の化膿菌が繁殖してくると、膿が形成されてきます。これらを総称して「歯周病」といっています。




































