エビの紫蘇巻き薬膳フライ・クコの実ソース

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池田哲子先生

体が冷えて元気がなく、特に、寒い時期に食欲不振や下痢・便秘などの胃腸障害が出たり、足腰がだるくて体力低下を感じる方に。

材料

■4人分

  • エビ 8尾(ひとり2尾として)
  • しそ 8枚
  • 玉ねぎ 1個
  • バター 10g
  • 赤ワイン 100cc
  • クコの実 20g
  • ケチャップ 大さじ2
  • ソース 大さじ2
  • 塩こしょう 少々
  • 小麦粉 適量
  • 卵 1個
  • パン粉 適量
  • 細かく刻んだクルミ パン粉の半量
  • ブロッコリー 適量
  • 山芋 適量
Recipe Image エビの紫蘇巻き薬膳フライ・クコの実ソース

作り方

1

赤ワインにクコの実を漬けて戻しておく。

2

フライパンを熱してバターを入れ、みじん切りにした玉ねぎを入れて透明になるまで炒める。

3

2.に1.を入れて一煮立ちさせ、ミルにかけてペースト状にする。
(ミルがなければ、そのままでもOK)


4

3.をフライパンに戻して、ケチャップとソースを加えて煮詰めて、塩こしょうで味を調整する。

5

エビの殻を剥き、縮まないようにお腹側に軽く切れ目を入れて、紫蘇で巻く。

6

付け合わせのブロッコリーは小房に分けて、軽く塩を振ってレンジで数分温める。
山芋は厚さ5ミリに切ってフライパンで軽く炒めておく。


7

5.に小麦粉、溶き卵、パン粉と刻んだクルミを混ぜたものの順に付けて、油で揚げる。

8

お皿に炒めた山芋を重ね、その上にエビフライを乗せて、ブロッコリーを添える。

9

4.を付けていただく。


食材の持つ働き

  • エビ:
    体を温めて胃の調整をし、足腰の冷えや食欲不振を改善し、体力をアップさせてくれます。
  • 紫蘇:
    体を温めて気の流れを良くし、胃の不快感や冷えたときの胃腸の痛みを解消します。
  • クルミ:
    体を温めながらパワーを補って、咳を止めたり便秘を改善します。
    頻尿や足腰の衰え、尿路結石なども改善します。
  • ブロッコリー:
    生きていくパワーを補って、胃腸虚弱や腎機能低下を改善します。
  • 山芋:
    元気を補って、疲労倦怠感や消化不良などを改善し、体力を回復させます。

漢方ミニ知識

【メハナヤサイ(ブロッコリー)】

アブラナ科のブロッコリー Brassica capitata var. italica は地中海沿岸の原産で、明治の初めに渡来したキャベツの変種でカリフラワーとは同種の緑黄色野菜です。緑色の花蕾と茎を茹でて食べたり、グラタン、シチュウ、炒めもの、サラダなどにも使われます。ビタミンB,C、葉酸、カロチン、鉄分、食物繊維が豊富で腎機能を強化し、虚弱体質を治し、胃腸を丈夫にする野菜としても知られています。
またアブラナ科野菜に特有の辛味成分であるイソチオシアネートの1種である sulforaphane が含まれており、がん予防効果やピロリ菌抑制効果が報告されています。(解説:二階堂 保先生)

【紫蘇(しそ)】

シソ科のシソ Perilla frutescens var. acuta は中国原産の湿地を好む1年草で、日本各地で栽培されています。
茎の断面が四角い方茎で、葉は対生します。葉が紫色系のアカジソと緑色系のアオジソがあり、花はシソ科の特徴である唇形で淡紅色をしています。
アカジソ系の葉は調味料、漬物、梅干、ゆかり、食品染料にし、芽や花は刺身のつまにします。アオジソ系の葉は薬味、てんぷら、菓子材料に、種子は香辛料とします。
薬用にはアカジソ系の葉と枝先を乾燥したものを紫蘇葉(しそよう)又は蘇葉(そよう)と呼び、漢方で気の鬱滞を発散し、気分を明るくしたりするなどの目的で半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、香蘇散(こうそさん)、神秘湯(しんぴとう)などの処方に用いられます。またペリラアルデヒドを主成分とする精油を含有しているので芳香性健胃薬としたり、精神不安を除いたり、発汗、鎮咳、利尿薬とします。葉や種子には防腐、殺菌作用があり魚や蟹中毒の解毒剤とされます。(解説:二階堂 保先生)
>> シソについて、さらに詳しく

【胡桃(くるみ)】

クルミ科のオニグルミ Juglans sieboldiana は日本に自生し、毛虫のように見える尾状花序になる雄花と、雌花が別々に咲き、秋に果実(核果)が熟します。
又ペルシャグルミ Juglans regia は中国原産で、江戸時代に日本に渡来し、長野県で主として栽培され、栽培変種であるシナノ(信濃)グルミ、カシ(菓子)グルミ、テウチグルミなどと呼ばれています。これはオニグルミと違って果実を手の平で押すか、握り潰すと簡単に割れる種類です。果実中の仁は良質なたんぱく質、脂質、デンプンを多く含み、食用油原料にしたり、風味が良く栄養価も高いので生食やクルミ餅や柚餅子(ゆべし)などの菓子原料に用いられます。ただし高カロリー(673Kcal/100g)なので肥満が気になる人は避けたほうがよく、また古い物は酸化が進んでいるので食べると下痢をすることがあるので注意が必要です。
長野や群馬では小正月の若木として行事の飾りにしたり、小豆粥のかき棒、箸、削り掛けなどに用います。
中国では助陽薬と言われ強壮、強精薬とされています。(解説:二階堂 保先生)
>> オニグルミについて、さらに詳しく

【その他のミニ知識】

枸杞子(くこし) ・山薬(やまのいも) ・玉葱(たまねぎ)

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