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小青龍湯があり、大青龍湯もある。
大は小を兼ねるに倣って、小青龍湯で効果が薄ければ
大青龍湯を用いるのは構いませんか?
先に結論。残念、漢方では大は小を兼ねません。

小青龍湯は風邪や寒邪、水毒がターゲット。
大青龍湯も同じで、風邪と寒邪、水毒がターゲット。
ターゲットは同じだし、やっぱり兼用できるんじゃ?は早とちり。
決定的な違いは、風邪・寒邪の猛攻。それに対して急を要するかどうか。

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例えるなら、花粉との小競り合いに小青龍湯。激戦に大青龍湯。
大青龍湯は特に、最初っからクライマックスの激戦、
発症直後から最高潮を迎える花粉症に有効な漢方薬。

最初っからクライマックスを招くのは、果たして花粉飛散量の増加か?
それとも花粉に対する生体反応(アレルギー反応)か?
いやいや、後者だと思いますよ。

悪寒からの発熱のように、寒邪・風邪を被った体が
からだの内側に熱(熱邪)を発生させる訳で…。
逆にいえば、内熱を生じさせるほどの強い(もしくは質の悪い)
寒邪・風邪が、果たして実際の花粉症に伴うか?といえば
強いんじゃなくて、症状をこじらせた、その結果の化熱、
小競り合いが熱を帯びつつ、泥沼化したという方がしっくりくる。

泥沼化する前に。小競り合いの段階でぜひ仲裁を。



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