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前回の今日の一言(2月3日)/龍と虎リンク の中で紹介した五虎湯。
花粉症やアレルギー性鼻炎に対しては、例えば
鼻水が粘っこいとか、粘膜が腫れ上がるとか、鼻がつまるなど
炎症が際立つ諸症状で出番が回ってくる。

五虎湯のターゲットとなる水毒は特に、鼻水や涙といった姿では体外に出ずに、
その場に留まり、そこを腫らす(炎症を起こす)方に作用する。
いいかえれば、炎症性の病理産物という姿。
その様は、火傷による水泡や関節炎による腫脹にも似ています。

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また一方で、そうした水毒を招く風邪&熱邪。
青龍湯の場合は水毒を招く風邪&寒邪を
寒冷ストレス(に伴う変調)と考えると理解しやすいですが、
同じようにして五虎湯について、風邪&熱邪を
温熱ストレスと考えると・・・、どうも理解しづらい。
夏真っ盛りならまだしも、春に温熱ストレスなんて・・・ねぇ。

先に結論。温熱ストレスは外から及ぼされるものにあらず。
からだの内から出現するもの。
花粉症に伴って発生する炎症もその一つですが、
小児特有の素養(体温が高め、肌や呼吸器がデリケート)とか
果ては夜に鼻が詰まるなんていうのも、
温熱ストレスを被りやすい一面と言えるかと。
つまりは、エキサイトしちゃうってことです。


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