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前回に掲載した今日の一言(1月24日)/花粉症にも葛根湯か?リンク では、
花粉症も風邪症状の一つだったら、葛根湯に出番はあるのか?
といった話を繰り広げました。結論としては
有用なのは確かだけど、服用するタイミングがなかなか難しいという話。

そんな葛根湯に代わり、注目されるのが青龍湯。
小青龍湯がもっぱら有名ですが、大青龍湯も存在します。

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小青龍湯については、きぐすり.com内の
漢方薬名の意味:小青竜湯リンク
でも、詳しく紹介されています。
水の滞り・氾濫を伴う風邪症状。例えば
流れる鼻水や噴出する涙、それに伴うくしゃみや痒み。
そういった症状に対する小青龍湯の薬効が
河川(流水)に住み、風を操る青龍を象徴しています。

ちなみに、東方を守る青竜の色は青色で、
これに小青龍湯の構成主薬である麻黄の色(青緑)をかけている
という説もありますが、この麻黄は葛根湯にも使われています。
ただ実際のところ、先に述べたような
水を利する薬効は葛根湯にはなく、小青龍湯が持つので
その点でも、青龍を冠するに相応しいと言えるかと。

名は体を表す。名前がその本質を明らかにする。
青龍という名の本質がわかると、小青龍湯は重宝します。



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