今日の一言(1月27日)/水が絡む春風邪には青龍
から紹介を続けてきた青龍湯。龍を冠する漢方薬が存在するということは・・・、
虎を冠する漢方薬も存在するのがこの世界。
虎を冠する漢方薬のひとつ、五虎湯。
実は青龍湯と五虎湯は構成生薬に麻黄を用いるという共通点があります。
青龍の青は、麻黄の色(青緑)をかけているから
五虎湯の虎も、その姿はきっと青い・・・かはさておき、
青龍湯のターゲットは風邪・寒邪が招く水毒なのに対し
五虎湯のターゲットは風邪・熱邪が招く水毒。

から紹介を続けてきた青龍湯。龍を冠する漢方薬が存在するということは・・・、
虎を冠する漢方薬も存在するのがこの世界。
虎を冠する漢方薬のひとつ、五虎湯。
実は青龍湯と五虎湯は構成生薬に麻黄を用いるという共通点があります。
青龍の青は、麻黄の色(青緑)をかけているから
五虎湯の虎も、その姿はきっと青い・・・かはさておき、
青龍湯のターゲットは風邪・寒邪が招く水毒なのに対し
五虎湯のターゲットは風邪・熱邪が招く水毒。

同じく麻黄を用いた漢方薬ですが
一方は寒性に用い、もう一方は熱性に用いる。
四神に名を連ねる龍や虎ですが、麻黄こそ神懸っている。
ちなみに、この薬効の違いは、麻黄と組み合わせる生薬の違いに因ります。
さしずめ、青龍湯では桂皮で寒水を温め、押し出し
五虎湯では石膏で熱水を冷やし、引っ込める、というところ。
花粉症の諸症状に伴う水毒は実のところ、
万時が「青龍湯で押せ・押せ」で対応できる訳ではありません。
現実は、押して駄目なら引いてみな!が必要になることも。
特に、炎症が顕著な症状ほど、五虎湯(麻黄+石膏)の妙技が冴えてきます。
あと、どうでも良い話ですけど。龍にも虎のような肉球があるらしい。
龍の九似。角は鹿、耳は牛、頭部はラクダ、うなじはヘビ、目はウサギ
腹は蛟(みずち)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎の手のひらなんだとか。
一方は寒性に用い、もう一方は熱性に用いる。
四神に名を連ねる龍や虎ですが、麻黄こそ神懸っている。
ちなみに、この薬効の違いは、麻黄と組み合わせる生薬の違いに因ります。
さしずめ、青龍湯では桂皮で寒水を温め、押し出し
五虎湯では石膏で熱水を冷やし、引っ込める、というところ。
花粉症の諸症状に伴う水毒は実のところ、
万時が「青龍湯で押せ・押せ」で対応できる訳ではありません。
現実は、押して駄目なら引いてみな!が必要になることも。
特に、炎症が顕著な症状ほど、五虎湯(麻黄+石膏)の妙技が冴えてきます。
あと、どうでも良い話ですけど。龍にも虎のような肉球があるらしい。
龍の九似。角は鹿、耳は牛、頭部はラクダ、うなじはヘビ、目はウサギ
腹は蛟(みずち)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎の手のひらなんだとか。