幼児のころから、軽いアトピーのあった男の中学生
1年前から、顔面の皮疹が悪化して、健康食品や漢方の散薬を試していたが、うまくいかずに
いたところ、知人に紹介されらい局する。
顔面、特に額部と眼瞼、頬部が紅潮し、乾燥、落屑、掻破痕などの典型的なアトピー症状
内服薬は皮炎湯合四逆散の煎じ薬を。外用は昼間は2%のモクタール軟膏を、夜間はタイツ軟膏を塗ることに。
3週間後、ゴマ油にアレルギーがあるようなので、塗布を止めてもらう。またそれほど
顔面の状態に変化がみえない。
内服薬は皮炎湯合黄連解毒湯に変更して、外用薬は20%のモクタール軟膏とマスマリンリキッドに変更する。
4週間後には、顔面の皮疹はほとんどなく、わずかに落屑がみれるだけになる。
場合によっては、非常に早い段階から効果がでることがあります。
また、ときには植物油(ナタネ。大豆)にアレルギーがあるかたや、ワセリンなどの鉱物系にアレルギーのあるかたもあり、外用薬を使う場合に注意が必要です。
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