小児時代から、アトピー性皮膚炎で、去年までは、時々ステロイドを使うとよくなった。
2年前の春に、全身に急激に、全身に皮疹ができて、ステロイドによる治療を始めるが
初めは、紅班・炎症も治まったが、徐々にに効果がなくなってきて、最高ランクのステロイ
ドでも、皮疹に対して反応しなくなった。不安になってらい局。

患部は、上肢・下肢・体幹部。顔面に、紅潮した丘疹状の皮疹が多数できて、掻破
痕も非常に目立つ。一部は皮ふが厚くなる苔癬化状態もみられる、典型的のアトピ
ー病巣。
この状態に、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)に黄連解毒湯(おうれんげど
くとう)の煎じ薬を、外用を、タイツ軟膏を密封療法で対応する。
4週間後には皮膚状態が改善して、皮膚科のステロイドはいらくなり、皮膚面が
肝班状の瘢痕が残るような状態に
現在は、治療兼予防として荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を内服。
また外用は紫雲膏で瘢痕に対応している。
皮膚状態と漢方薬のねらいが合うと、おどろくほど早く効果があらわれます。
Comments