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尋常性座瘡(にきび)
24歳のOL。
2年前に仕事を始めたころから、顔面の額と頬部に小さいニキビがでてきて
皮膚科にて抗生剤などで治療をするが、が悪くなり飲み続けることができな
いので、治療を止めていたが、徐々にニキビのできる範囲が広がり、不安に
なり、来局する。

現在の状態は、毛嚢一致性のニキビができて、ごく一部に膿疱もできて
いる、また、頬部は全体が紅潮している。便通はやや便秘きみで2日1回
の排便で硬い。生理周期は正常だが、ニキビは生理前に極端に悪化する
傾向がある。
この様な状態のニキビに膿疱型(熱毒証)の清上防風湯に
生理前増悪型(お血証)につかう桃核承気湯を併用すると
遠方にて、1ヶ月分の服用で、新生するニキビが半分以下に減ってきた
続けること3ヶ月間で、軽度の瘢痕を残すだけになり、お化粧で充分対
応できるようになった。
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