5年前の出産以後から、掌部に水疱ができては破れて治ることを
繰り返しているうちに、蹠部にも水疱・膿疱ができるようになった
ステロイド剤がいやになり、らい局する。

掌蹠部に、紅班・水疱膿疱の混在・一部は乾燥して角化している
仕事(営業)が忙しいと悪化する傾向があり、旅行などでは良くな
る。気鬱の傾向が顕著。
まず、紅班・水疱・膿疱 に対して
十味敗毒湯と越婢加朮湯のエキスを内服し、外用には
夜間に、中黄膏を厚くぬり、ガーゼで覆うことにした。
2週後、蹠部は軽度の好転して、掌部は乾燥して、水疱・膿疱も全く
でなくなった。ここで、以前から肋間神経痛?があり、時に痛む
とのこと、
上記状態とストレスの関連しているので、
四逆散に黄連解毒湯を兼用することに外用は、シコン
トウキエキス配合のバニシングクリームを塗ってもら
う。
それから、5週間後には、掌部はむろんのこと蹠部も痕跡の色素
沈着を残すのみなって、市販のクリームだけで済んでいます。

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