
高校生のころから、顔ににきびができやすく、小さく膿を持ち、出来ては治る
の繰り返しでなかなか完治しないので、漢方薬での治療を考えてみることにした


患者の患部は額・頬に赤黒い膿を持った面疱(めんぽう)ができ、一部は破れて
傷になり、黒い瘢痕が残っている。また、お腹の状態もよくなく、不規則な就寝
が続くと下痢や便秘になって、皮膚の状態も悪化するようである。
そこで、熱毒症型の症状に使う清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)を煎薬に
して服薬してきた。2週間ほどの服用で改善してきたので、続けること2ヶ月で
新しい吹き出物はできなくなった。

しかし、その後便通が状態が悪くなると、再発することがあるので、整腸と抗ス
トレスの働きのある四逆散(しぎゃくさん)を兼用したところ、3ヶ月で、腸の
状態も改善し、吹き出物は治まった。
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抗生剤などで、効果すぐない場合、漢方薬が以外と吹き出物には効果があります。
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