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最近、原因不明の陰部の湿疹・皮膚炎の相談が多くなってます。
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1年前の夏に、虫に刺された場所をうっかり掻いてから全身に蕁
麻疹が煩雑にでるようになり、それとともに陰部に、浸出液を伴
う皮膚炎が常時でるようになり、一時はステロイド剤で寛快する
ものの、すぐ再燃するような事を繰り返し困っていた。

現状は腹部・背中・両上肢に大豆大の隆起した蕁麻疹がでて
熱感を帯び、非常に痒い。また陰部は一部は苔癬化した皮膚
になり、常に浸出液がでている。
この状態に、まず陰部湿疹に使う竜胆写肝湯を煎じ薬して内服し
外用には中黄膏を塗布して、炎症・紅班を治めたあとに、紫雲ク
リームで、皮膚再生をはかった。
2ヶ月ほどで、上半身の蕁麻疹は治まり、その1ヶ月後では、
下半身も蕁麻疹はでなくなり、陰部の湿疹も薬をつけなくて
も炎症・紅班はなくなる。

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