冷えると痒く、皮膚の状態が悪くなる。入浴後に紅班と痒みが、朝布団から出ると
皮膚に異変が。などの、訴えがつづいています。

33歳の主婦。以前から、アトピーで消風散、黄連解毒湯などを服用し、効果を
あげていたが、寒い季節になって、症状がまたぶりかえしているという訴えがある。
顔を中心に、上肢・下肢ともに、乾燥して、落屑があり、痒みが強く、
ところどころに掻破痕がある。痒みのため、眠られず睡眠薬も服用している。
日中はよいが、夜間冷えると、とくに悪いという。

これに、皮膚乾燥系の皮膚病に使われる当帰飲子に、四逆散を加えて服用し
つづけると、2週間ほどで、身体が温めると同時に、皮膚状態も改善してきた。

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アトピーなどの、皮膚病も季節をも考慮して、漢方薬を選んで飲まなければいけないようです。
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