まざまです。漢方薬てきには、その人・人によって病気の状態がすこしずつ違います、違えば治療方法や薬も違うのが普通と考えています。
17歳の女子高校生のかた。

1年前から、温度の変化で(特に屋内で)で顔が赤くなることがあり、痒くなる。皮膚科でステロイド薬をもらって、治療していたが、案の定塗ったらよくなるものの、止めると再発することを繰
り返していたが、3ヶ月ほどで怖くなり止めて、以後は市販の抗アレルギー薬を飲んでいた。
顔の頬部の紅班が顕著で、毛細血管が浮き出た感じになり、鼻尖部に小さい吹き出物が、いづれにせよ、ステロイド剤の塗布による影響がかんじられます。また、本人の生理周期が安定せ
ず、なを生理痛が激しく、毎回痛みどめをのむほど激しい。
以上のことから、顔面の皮膚は熱毒証と、生理の状態から於血証ととらえて、
清上防風湯(せうじうぼうふうとう)に桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を加えた煎じ薬を飲んでもらう、飲みにくいかと思っていたが、べつに注文もなく続けて1ヶ月服用した。20日後に生理がきたが、今回は全く痛みがなかったとのこと。顔の紅班は半減して、鼻尖部の吹き出物も、痕跡だけになり、新らしくできなくなった。
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漢方薬は症状・経過で薬が違い、病気の状態の変化にともなって薬の内容も変わります。かならず勝手に市販薬は買わずに、相談して決めてください。
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