
2年前より、学生時代になっていた顔面のニキビが、またでき始めた。
皮膚科にて、抗生剤やニキビ用の外用薬を使うが、治ってはまた出来て、
なかなか治りきらない。

患部を見ると、紅く、大きいが化膿はしていない。
詳しく、聞いてみると、煩雑に咽喉の風邪を繰り返す事がある。

そこで、顔面の熱(炎症)を清解させる働きの清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)の
煎じ薬でまず、顔の吹き出物を治したうえに、
荊芥連翹湯の長期服用で咽喉部の慢性炎症を治すことで、
身体全体のアレルギー、化膿体質の改善をはかり、
3ヶ月間の漢方薬の服用で、見違えるほどよくなった。

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ただ、症状の改善だけを、追いかけるのではなく、治りきらない原因やきっかけにも
注意を向けることが大事です。
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