
以前より神経質なところがあり、過敏性の膀胱炎を漢方薬で治したこともある。
今回1ヶ月前から、みぞおちとその右側の肋骨部が、張るような違和感を覚えるように
なり、近医にて診察をうけたが、検査的には異常はなかった。
処方は消化剤、ビフィズス菌などがでたが、効果は全くなかった。
特に、夕方から就寝前にかけて、心窩部の痞えとその右の肋骨部が張り
凝るような鈍痛?がでてつらい。いわゆる胸腋苦満である。食欲・便通に異常はない。
背中の右天宗に圧痛がある。舌は滑苔で、歯痕がある。
まさしく、漢方薬の柴胡剤の適応、柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)に
利水の五苓散(ごれいさん)を加えて、処方し、お渡しした。
数日で、症状は改善して、2週間で症状は全くなくなった。
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亜急性の病気によくでる症状です。
ほとんど柴胡(さいこ)の入っている漢方薬でよくなります。
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