
40代半ばの主婦。
半年前の1月ころから、全身の痒みと乾燥に悩まされたてきた。化繊の着物だと余計に、こすれて痒みはよりひどくなる。
市販の保湿クリームや、皮膚科で抗アレルギー剤をもらっているが、ほとんど効果がない。
漢方薬服用時の、始めの症状は お腹・背中・上腕の毛穴に、紅班があり、痒みが強く、掻破痕がある。以前は痒みのため、夜半に目が覚める事があったが、現在はそれほどではない。


セレスタミン、他抗アレルギ―薬が、でているが、一時的で、すぐ効果がなくなる。

元は、皮膚の乾燥度により、血虚証とみて、当帰飲子の煎じ薬をのんでいただくが、あ
まり変化がないと言われて、毛孔部の紅班とサメ肌を目標に、荊芥連翹湯(けいがいれ
んぎょうとう)と越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)をのんでいただくと、今度は症状と漢方薬があって、すぐ効果がでました。1ヶ月半後には、腕に痕跡をわずかに残るまで、回
復しました。

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今回のように、何回か漢方薬を変えて、良くなるケースもあります。一度だけでなく
何回もトライしましょう。
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