へたに、消炎解熱剤を使うなら、漢方薬のほうが確実に早く効果を上げます。
漢方薬の風邪薬といえば、ご存じ葛根湯が有名ですが、それだけではありません。
風邪で、熱が高い時には悪寒(さむけ)があれば麻黄湯(まおうとう)、
熱がそれほど高くない(38度以下)なら、桂麻各半湯を、使います。
では葛根湯は、筋肉の緊張による頭痛や、首・肩の凝り痛みがある場合に使われます。
しかし、麻黄(まおう)の入っているお薬は、人によっては動悸を訴える場合を
経験します。そんな方は別の漢方薬になります。
どちらにしろ、とにかく早く、症状がでたらすぐ飲めば、1~3服で治ってしまいます。

風邪をひいたら、すぐ飲めるように、常に手元に風邪の漢方薬を準備しておくことです。
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